第24章 デートだ!
「わっ!可愛い!!国見くんありがとう!」
中にはペンギンのイヤホンジャックが入っており早速スマホに差した。
「ちなみに俺とお揃いなんだっ。」
国見はスマホに自分のイヤホンジャックを差して葵に見せた。
「お揃い…………何か照れちゃうけど
嬉しい!」
「良かった…澤村さんにお揃い嫌だとか言われたらへこんでたよ。」
「フフッ、国見くんのへこんだ姿ちょっと見たかったなぁ~」
葵はニッとした。
「俺を苛める気?そんな事したらもっと澤村さんに意地悪しちゃうからねっ。」
「えぇっ。苛めないから意地悪しないでね。」
国見はそんな葵に
(本当可愛い過ぎなんだけど。)
「澤村さんには意地悪したくなるんだよねっ。」
耳元で囁き葵の手の甲にキスをした。
葵は国見のいきなりの行動にてれるだけだった。
「じゃあ、降りる駅だからまたね。後でメールするから。」
国見は葵に手を振る。
「うん!国見くんまた明日ね。今日は楽しかった、ありがとう!」
葵も国見に手を振り返した。