第4章 新たな言霊は新しい始まりか?それともお別れの挨拶か…。
今、この空間が壊れないように
君とのこの時間が消えてしまわないように
あれは夢だったんだって
寝起きの涙で頬が冷たく現実に引き戻されないように
僕は今すぐレコーダーの録音ボタンを押したかった
こんなにもやわらかな曲が
こんなにも愛しいと思える唄が
さっきから頭の中でずっと流れっぱなしなんだ
自分の中にメロディーが流れるのが久しぶりなんだ
それと同時に時々別の曲が聴こえてくるんだよ
やっぱり作詞は消化作用がともなうものなのかな
気持ちが 想いが 君が
消化されていく・・・
そんな気がして
やっぱり今は辞めておくよ
メロディーが音になって鳴ることは
ない・・・。
もう少し
あいつの面影が見え隠れする君を
見ていたいと
そう思ったんだよ・・・
欲張りだったかな?
ごめんな・・・。
∞ストロベリー症候群∞
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