第6章 薔薇99本〜生まれてきてくれて〜
高校を卒業し、大学へ進学した。
バイトとの両立で花蓮と会える機会が少なくてイライラしながら
ふとカレンダーにある日付に記されたマークに目が止まる。
「…しもた!!(汗)」
「謙也くんはいっつも急やなぁ」
「うっ…堪忍…」
店長が呆れ笑いをしながら、用意してくれた溢れんばかりの薔薇を持ってくる。
「あの子は幸せもんやな」
自分の事のように嬉しそうに言う店長に
「当たり前やん、俺が彼氏なんやから!」
そう自信満々に言うと
〝せやな〟と笑いながら、俺の後ろを指差す。
振り返ると、真っ赤な顔して目に涙溜めとる愛しい恋人の姿。
「誕生日おめでとう」
微笑みながら薔薇を差し出すと
『あり、がと///』
そう小さく呟いて、抱きついてきた。
薔薇99本〜永遠の愛、ずっと一緒に居よう〜