第1章 薔薇1本〜出会い〜
初めて出会うたんは母の日で立ち寄った花屋。
『カードはお付けしますか?』
答えようと顔を向けて固まり、次第に自分の頬が熱くなるのが解った。
〝ベタな展開の一目惚れや〟
『あの、お客様?』
「え、あ、すんません///」
真っ赤な顔を背けると、視界に入った真っ赤な花。
「あの、追加ええですか?」
『はい、構いませんよ』
急いで目に止まった薔薇を1本とりレジへ向かう。
『プレゼントですか?』
「はい///」
微笑む店員さん・日ノ宮さんの手元をジッと見る。
会計を済ませてから、買った薔薇を日ノ宮さんに差し出す。
『え?』
余りにも恥ずかしゅうて、驚く彼女をそのままに足早に店を出た。
薔薇1本〜一目惚れ〜