第7章 六時間目 〜お部屋の授業〜
「でもいずれかは大人になるからな…」
「へ?」
諦めていた質問に返事がかえってくる
「子供なが見れないわけじゃん?」
「え」
「オレンジジュースが好きなが見れなくなるわけじゃん」
「あの」
「俺に甘えてくるが見れなくなるわけじゃん」
「翔くん!」
「恥ずかしがるが見れなくなるわけじゃん」
「あの!翔くん!」
そう言うと翔くんはニヤッと笑った
「照れてる?」
イタズラっぽく聞いてくる
「照れてないよ…!」
「アハハ。照れてんじゃん。顔真っ赤」
私の顔に手を伸ばしてくる翔くん