第3章 2.
タクシーを出て、またもや2人にずるずる引かれるかのように、連れてこられたのは
この前のMステで見た人たちのいる個室!
サキ「突然お邪魔してすみません…。
桜塚高校2年、後藤サキです。」
北山「あ!タマの言ってた子か!
俺っち北山宏光でーす!ミツって呼んでよ!」
一番近くに座ってた北山くんが、人懐っこそうに自己紹介をしてくれた。
その向かいに座ってたのが藤ヶ谷くん。
ちらっと見ると、少し笑って自己紹介をしてくれた。
藤ヶ谷「藤ヶ谷太輔です。ガヤとか色々呼び方あるけど自由に呼んでね。
ほら、立ってないで隣においでよ。」
ポンっと、隣を叩いたので、大人しく座ることにした。
宮田「さっそくガヤさんの藤ヶ谷ゾーンに入っちゃった〜。(笑)
食べられないように、気をつけてね?」
私の頭をポンっと叩くと、藤ヶ谷くんじゃない方の隣に宮田くんが座った。
藤ヶ谷「うわっ、宮田〜。人聞き悪りいな〜(笑)」
楽しそうに笑う藤ヶ谷くん。
そんな時、奥のほうの席から声がした。
千賀「サキちゃん!
俺は、千賀健永です。あと、俺の向かいにいるのが、横尾さんね。」
と、向かいにいる細い人に手を向けて言った。
横尾「横尾渉です。わったーとか何でも呼んでね。
高校生だったら、もう10歳くらい?違うのかな。」
一息で言い終わった横尾くん。
それを聞いた藤ヶ谷くんは、
藤ヶ谷「渉〜、噛まずに言えてるじゃねえか〜!」
すごく楽しそうにまた笑っている。