第10章 魔法の世界に
キーンコン カーンコーン
゛さようならーー゛
「絢香ー一緒に帰ろー!!」
『おっけー!』
「ねぇハリポタの最終章みた??」
『見たよ!!最後セブルスが死んじゃったよー!!』
「絢香ってセブルス好きだよねw」
『いや、シリウスもリーマスもみんな好きだよ!!』
「イケメンが好きなんでしょw」
『ふふっまあねーw』
「じゃあ私こっちだから」
『うん、じゃーね!!』
「また明日!!」
『ただいまー!!』
「おかえりなさい、部屋に荷物置いてきちゃいなさい」
『はーい』
―――――――
『はぁ、疲れたぁー』
『あーシリウスかっこいい!!セブもリーマスもかっこいいよー。なんでみんな死んじゃうんだ!!あたしなら絶対にみんなを助けるのになぁー』
〈本当にみんなを助けたい?〉
『え?誰??』
〈あー君には声しか聞こえないんだ〉
『あなた誰!?』
〈ボクは神様だよ!!〉
『は?神?そんなのいるわけ、』
〈だからボクが神なんだって〉
『じゃあ証拠見せてよ』
〈んーそうだなぁ、君は行きたいところがあるんでしょ?〉
『ハリポタの世界に行きい!!セブやシリウスとかみんなを助ける!!』
〈連れてってあげるよ〉
『え?今なんて、』
〈だからボクがHarry Potterの世界に君を連れていってあげる!〉
『ぇぇええ え!!それホント!?やったぁぁあ!!』
〈じゃあ行くよ〉
ピカーーンッ
一瞬部屋の中が眩しくひかり、次の瞬間部屋には誰もいなかった。