第6章 連絡とりあってる?
ぱく
おかーさんは目をパチパチさせた後
ご飯を一口食べてうーんとうなりだした
母「どーこだっけ…。梟谷学園……?
とかだった気がするんだけど。」
マジですか…。
母「ちょっ!?ちいちゃん
どうしたの!?お顔死んでるよ!?」
『うん。しょうがないよね。うん。』
母「てゆーか!そんなの京治君
に聞けばいいじゃない!
連絡取り合ってないの?」
ビクッ
『取り合ってない。』
母「昔はあーんなに仲よかったのにね。
ま、高校生だししょうがないのか~」
おかーさんはそう言うと食器を
持って立ち上がった。
自分の部屋に行き、ベッドに転がった。
『はぁ~………行かなきゃだめなのかなぁ。
でももしかしたら会わなくてすむかもだし。』
ウジウジしていて
自分らしくないのはわかってる
でもしょうがないんだ
けいのことになると
めっきり弱くなるんだ。
そういえば…。