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[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第9章 計算と本音【澤村 大地】



ガチャ…バタン

誰もいない家に連れ込んで
俺の部屋に入る。

□□の腕を引いて
汗をかくほど走って帰ってきた。

息を整える間もなく
電気もつけず、

ベッドに押し倒す。

「すまん。
□□…」

懇願するように
彼女を見下ろすが

『やだ。許さない。』

と彼女の怒りは鎮まらない。
月明かりが肌を照らして
キラキラ光る汗が綺麗だ。

「何でもするから…許してくれ。」

背に腹は替えられず
この言葉を口にした。

『っ…』

ピタッと体が止まり

『…なんでも?』

と、言って大人しくなった。

(何をさせられるのやら…)

「もちろん、何でもいい。
俺ができることなら…」

『じゃ、じゃあ……』

俺は走馬灯のように
頭の中で色んなエロいことをさせられる想像をした。

俺を縛らせろとか、
ア〇ルに玩具いれさせろとか…

目をつぶって覚悟を決めると

『名前…下の名前で呼んで?』

という言葉。

「あー、そうだよな、
やっぱりア〇ル……って、エッ!?」

な、何だって?

『名前…〇〇って、呼んで…//』

顔を赤らめて
組み敷かれて、そっぽ向く彼女。

「そ、そんなことでいいのか?」

俺は思わず
そんな彼女に聞き返してしまった。

『そんなことって…
呼んでくれたことないじゃん…//』

彼女はまだそっぽ向いたまま。


「わかった…
おいで…」

俺は彼女ごと体を起き上がらせて
ぎゅっと抱きしめた。

『ん…//』

「〇〇…愛してる…//」

耳元で囁くと

『んっ…//』
ピクっと震えるからだ。

「〇〇も、俺の名前…
呼んでくれないか?」

『っ、…だ、大地……//』

顔を真っ赤にして
俺の名前を呼ぶ彼女。

なんだ、これ
初心なフリ?
それともフリしたホント?

ヤバい、分からん。

とにかく興奮して
ドサッと再び押し倒すと…

『ダメ…すごく汗かいてる…』

と、焦らされる。

「いい。汗かいてても…
どうせ今から汗かくんだし。」

スルリと服の中に手を忍ばせると

『い、今シたら、
週末シてくんないでしょ?

大事にとっとくから今日はダメ…//』

と、逃げられる…

「今日は特別…」

『じ、じゃぁ私がリードするから…』

「それはまた今度な。
今日は優しく抱きたい気分なんだ。」

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