第4章 フラグ回収は準2級
白川側
目が覚めベンチに座り直すと
皆が僕の方を見ていた
『ご心配をおかけしました』
何があったのかはハッキリと覚えている
皆の顔を見るとさっきまでとは違った感覚になった
さっきと違いそこまで今は怖く感じないのだ
皆が僕に笑顔を見せてくれているからだろうか?
幸「もう大丈夫かい?」
『はい、大丈夫です』
僕は取りあえず立ちあがる
仁「じゃあ、昼飯にするぜよ」
僕の隣で座っていた仁王君が立ちあがり言った
真「ウム、そうだな」
柳生「白川さん好き嫌いはありますか?」
『特にありません』
柳「では、ここのオススメ料理でも食べてみるか」
幸「クス、そうだね」
残りの4人も立ちあがる
仁「行くぜよ」
今日はそのまま昼食を食べ終わると個人的にテニス用品を見たいという事でまたさっきの店に戻ってきた
そのまま買い物を済ますと2時を過ぎていた
駅前に戻ってくると3時を過ぎていた
幸「じゃあ、俺達はこっちだから」
『わかりました。今日はお世話になりました、明日もよろしくお願いします』
柳「世話になるのはこちらのほうだ」
柳生「明日は1番大変かもしれないです。お互いに頑張りましょう」
真「明日の集合時間は把握しているな」
『はい、8時半には学校に居るようにする事』
真「よく覚えていたな」
幸「じゃあ、明日は頼んだよ」
『わかりました』
仁「じゃあ、また明日な」
『はい』
僕らはそこで解散した
夜の9時
僕は明日の事をまとめられた紙に目を通していた
コンコン......
自室のドアを誰かが叩いている
『はい。どうぞ』
入ってきたのは優真だ
『今日はどのご用件ですか?』
上風「うーん、その......」
手に持っている宿題らしきプリントと筆記用具
『今日は英語の課題ですか。どうぞ、腰かけてください』
上風「あははは......バレバレか」
『どうですか?わかりましたか?』
上風「ああ!わかったよ!氷月本当にスゲーな!」
このくらいは常識です
と言いたいがやめておく
今日は疲れた
上風「いつもごめんな!それじゃ、おやすみ」
『おやすみなさい』
優真はそういうと自分の部屋へと帰った