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古きパートナー

第2章 一度目の春


さて、どうしようかな

このままだと優真が危ない

話し合いで終わるようではないな

さあ、向こうはどうしてくるのかな

?「おい!聞いてんのかよ!!」

親玉は僕の胸倉を掴んだ

『すいません、最近悩み事が多いので聞いていませんでした』

?「ッ!ふざけんなよっ!!」

ドスッ

殴られた

鳩尾を

少しせき込むが

だけど、不思議とあまり痛くない

さあ、反撃と行きましょうか

僕は平然と立ってみた

向こうは驚きを隠せないようだ

『はあ、その程度ですか。でも、そちらから手を出したので、こちらもいいですよね?』






上風側

氷月が殴られた

だけど、平然と立ちあがっている

しかも、怒っているのか?

どちらかと言うと

殺気だっているのだが

怒るを通り越して殺気がここまで伝わってくる

俺は殺気だっている氷月の姿から目が離せない

なんで、だろうかな






仁王側

部活が終わったあと参謀に呼ばれた

どうやら優真を鍛えに行くそうなんだが

打ちあっている所を見たいと言うので仕方なく付いて行っている

柳「お前はなぜ、自分なのかと思っている」

仁「......ああ、そうじゃよ」

柳「消去方だ」

仁「消去方?」

柳「精市と弦一郎は、今後の活動を話すために外すことが出来なかった。柳生は委員会だ。ジャッカルは丸井に連れていかれてしまた」

仁「成程、そこで余った俺が選ばれたんか」

逃げたなブン太

俺たちはなんだかんだ言って川岸を歩いている

もう少ししたらテニスコートを囲むフェンスが見えてくるはずだ

?「な、なんなんだよ!お前は!!」

ん?なんか聞こえるぜよ

仁「参謀」

柳「ああ、この声は全く聞いたことがないな」

仁「トラブル、かのう」

柳「少し見て行くか」

見て行くんかい

まあ、いいか

俺たちは声の聞こえる方に足を運んだ

おおー、おったおった

ん?向こうに立っているのは

白川か?

しかも、あそこに寝転んでいるのは

柳「上風ではないのか?」

参謀も言っとるんじゃ

間違いないじゃろ

だが、どうなっちょるんじゃ

白川1人に対しゴロツキっぽい10人が白川を囲んでおる
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