• テキストサイズ

日常

第1章 誠凛高校の日常


「ねぇ~。春香ちゃん」

リコ先輩が声を掛けてきた。

「どうしたんですか?リコ先輩」

「それがねぇ~」

「????」

リコ先輩の目線は、火神くん。

「火神くんがどうかしたんですか」

「ど、どうして分かったの!」

じっと見すぎでしょ!

「あのさ、実力テストあるでしょう」

「ありますね。また、勉強会ですか」

「そう!!話が分かる人は違うわ~」

散々なテスト結果の火神くん。

いい点数を取れるように手伝うのか。

また・・・。

「いいですけど・・・。なんで、私が?」

「だって、今までのテスト、全部、学年1位でしょ?」

「そうですけど・・・」

「お願い!!手伝って」

私は、構わないけどな。

「いいですよ。私は何をすればいいですか?」

「そうね~。地理、日本史、世界史」

私の得意な分野。

「いいですよ。でも、キャプテンいるじゃないですか?」

「日向くんはね、戦国時代しか、教えてくれないのよ~」

そういうこと・・・。

「まあ、いいですけど・・・」

「じゃあ、今日の放課後!」
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp