第4章 二口堅治 プール掃除
(あ゛ー…暑い。しかもヤローばっかとは……)
季節は夏
二口を含めた生徒数名がプール掃除に努めていた
それに至った経緯については各自の想像にお任せする
「あいつなんであんなに楽しそうなんだよ…」
そうひとりごちた目線の先には一人の少女
二口よりも20cmばかり背が低く、周りの男子と楽しそうにせっせと掃除をしている
何を隠そう二口の好きな相手だ
そして、この場に女子は一人だけだということをここに補足しておく
その状況を二口が楽しむワケもなく
じーっとしかめっ面で彼女を睨んでいた
(あっ…)
そこで二口はあることに気付く