第1章 及川徹 こっち向いて
私ね、本当はアナタに声をかけてもらって、試合観に行かない?って言われた時すっごく嬉しかった
でも、こんなのはアナタにとって別にどうってことないんだって
私はアナタの特別じゃないんだって
そう思うと、どうしてもそっけない態度をとってしまって
近付かないでなんて建前で、本当はもっと触れて欲しい
アナタの彼女が変わる度ホッっとするのと同時に焦ってた
私がアナタの隣に並ぶのには私はあまりにも不釣り合いだから
だからアナタがぼそっと呟いた「頑張れ」って言葉、傷ついた
それを思い出してまた涙が溢れるんだよ
ずっと好きだったから