第34章 神の子は男です/幸村精市
「もっと気持ち良くさせてあげるよ」
蜜つぼの入り口付近を指で軽く上下させるだけで
きゅっとオレの背中にしがみついてくる
それだけでが感じてくれてるのがわかる
ゆっくりと慎重に蜜ツボの中に侵入していかないとね
「ン……せ、精市……」
不安気にオレの名前を呼んでくる
「大丈夫だよ。オレにすべてを預けてよ」
「わかってるんだけど……」
「極力、痛くしないようにするけどさ」
「ひぃっ!」
泣きそうな顔をして顔をひきつらせて
ダメだよ
そんな不安そうな顔をしてさ
もっと不安を煽りたくなっちゃうじゃないか
オレってS属性なのかな?
不安がるの顔が物凄く好きなんだけど
「いたいのは……いや」
「しょうがないよ。は、ヴァージンだろ?」
「もちろんだよっ!……あ……」
勢いよく返事をしてから気付いたのかな?
初めてを失う痛みを……
「優しくして……ねっ」
キュッと
ナニを掴んでお願いしてくるなんて……
可愛いにも程がある
今以上ににハマりそうだよ
「出来るだけ優しくしてあげるから、オレにすべてを任せてもらうよ」
頬に口づけをしながら
ゆっくりと身体を重ねていく
*おまけだよ。見ないと……わかってるよね?*