第25章 妄想劇場/真田弦一郎 4/14更新
「はぁ……ハア!!…!……精市っ……
そんなに……激しく……うっ……」
えーと
説明、したくないんですけど
どうやら真田くんの脳内では、ナース姿の幸村くんとナニやらナニをしているようで
リアルの彼は、ナース服に抱き付き
舌をレロレロ
う……
気持ち悪い
更に右手は、上下運動中でして
ハアハアと喘いでいるんですけど
「うっ…くう~!!せ、精市っ……!!」
「何だい?変態」
「ぬわっ!?…………あ…」
「ん?イったんか?」
ニヤニヤ笑う仁王くん
「最低ッスね……副部長……」
冷たい視線の赤也くん
「真田っ。変態だろぃ?」
笑いをかみ殺すブンちゃん
「軽蔑しますよ。神聖なるナース服をおかずにするなんて!!」
怒りを露わにする柳生くん
「弦一郎のサイズは……」
定規でサイズを計る柳くん
「弦一郎……オレをおかずにしたんだ?」
冷ややかな笑み
そして、怒りのオーラが溢れかえっていますよ。幸村くんは、ご立腹ですね
「いや……これは……そのっ。つまりだな
その、あのっ……」
全身から汗が滝のように流れ落ちています
素直に謝った方が身のためだと思いますけど
「すまん!!」
土下座をする真田くんに幸村くんは、足で頭をグリグリと踏みつけ
「そんなにナース服が、好きなら
着てろ」
その日は練習が終わるまで
立海のテニスコートにナース服姿の真田くんがいました
「もしもし?手塚?今から練習試合やろうよ。面白いモノを見せてあげるからさ」
「うっ……股間がスースーするぞ」
Fin