第6章 お父さんの頼みごと
ピンクSide
『(欠伸)おはよう リティ』
今日もリティの鳴き声で起床!
けど……
いつもより早い気が……
窓の外を見ると……
『微妙に暗いじゃん…』
まだ太陽の登っていないマサラの町が見えました。
『今日はどうしたの?』
振り返ったら
リティがキラキラお目々で見てました。
『お腹すいたの?』
ショボン…
『どこか痛いの?』
シュン…
『……特訓?』
キラキラキラキラ……
おおー
なんてわかりやすいんだよこの子は
『ならお父さんたちはまだ寝てるから
そ~っと外行くよ!』
コクン
やっぱり気持ちは一緒だね!
それから……
太陽が山の影から見えるまで
技の練習や
走りこみ(リティは飛びこみ(?))
をしました!