第4章 レッドくん
レッドSide
『…い……ぶ…』
『だい……ぶ?』
『だいじょうぶ?』
「えっ?」
えっと…オレ 川に滑って気を失った時
ニョロモが…?
っていうか この子……
「誰?」
『良かったぁ…あっはじめまして!
私はピンクだよ!
どこか痛くない?大丈夫?』
「あ…うん 大丈夫…
ってニョロモは?」
『ニョロモ?…
あぁ…進化したんだ(笑)』
「進化?」
『うん!たぶんこの子じゃない?』
「えっ?ニョロゾ?」
『うん!きっと君を助ける時に進化したんじゃないかな?』
「そっか…ありがとなニョロモ…
いや…ニョロゾ!」
ニョロゾはとても嬉しそうな顔をした
『あ…君の名前は?』
「オレ?俺の名前はレッド!
よろしくな!」
『レッドくんか…こちらこそよろしくね!』
その後、時間が忘れたかのように
ピンクと話していた
ニョロゾも楽しそうにリティと話しているようだった
『やばい!もうこんなに遅くなっちゃった
お父さん心配してるよ…』
「オレも帰らなきゃ母さんに怒られるよ…」
『またねレッドくん!』
「またなピンク!」
お互いに家について
それぞれの親に怒られたのは
別のはなし