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Mixed Feeling…xxx ▷HQ

第7章 やみき @ 及川徹





「…ごめんね。もっと早くに言っておけばよかった。」


二人で手を繋いで歩きながら、及川は話し出した。



『知ってたんだ、嫌がらせのこと。』


「岩ちゃんに昨日キレられてさ、お前あいつのこと何もわかってねぇだろって言われたんだよね。前からあの後輩が何か絡んでるのは察してたけどね。」



足を止めて、視線を合わせる。


及川は今にも泣きそうな顔で、花を抱き締めた。



「…ごめんね。俺、もっとちゃんとしてれば。」


肩に顔をうずめる及川の頭を撫でる。



『…大丈夫だよ、わたし、及川がバレーしてるところも、ちょっと抜けてるところも、落ち込むとすごい顔するところも、全部大好きだよ。』


「ちょっと待ってすごい顔ってどんな顔してるの!?」



及川は顔をバッと上げて、安定のすごい顔(笑)を見せた。


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