第2章 未来日記 @ 黒尾鉄朗
『たまには将来の話をしようよ。 』
いつもの行為が終わった後、花はクロの腕に抱かれながらそんなことを呟いた。
「珍しいな、なんかあったのか?」
『ううん、なんとなく考えたくなったの。』
クロはそうかそうかと笑いながら花の頭を優しく撫でる。
「例えばどんな感じ?」
『んー例えば…あっ、子供は何人ほしい?とか?』
「あー…俺は2人だな。男の子と女の子と1人ずつがいい。」
『わたしもそうなったらいいなーって思うわ。』
「名前は?」
『んー、まだ具体的にはわからないけど、ちゃんと名前に意味があるものにしたいよね。』
なんてことを長々と話す。