第2章 病院
及川said
及川「どーこかなぁ?」
岩泉「いなくね?」
及川「んー、確かに背は高い子いるけど、そんなに上手くないしね。」
岩泉「...!?あいつ...?」
岩ちゃんの視線の先には、チームの中で一番小さい背の子がいた。
でも、確かに一番のジャンプ力を持っていた。
及川「...」
俺は見入った。
サーブのキレと。
スパイクの美しさ。
レシーブの性格さ。
すべてが完璧だった。
岩泉「おー、すげぇな。」
及川「だね。俺よりすごいかも。」
岩泉「そこは否定しねぇ。」
及川「ひどっ!」
でも、一つ気になったことがあった。