第5章 揺れる思い
said
その後、いろんな事がありながらも家についた。
はぁ....
なんで忘れちゃったんだろ、あの人達の事。
ピンポーン
誰だろ?
「はーい。」
ガチャッ
ガツッ!
「わっ!」
ギュッ
影山「おい。大丈夫かよ。」
「ありがとう、飛雄!」
飛雄...??
ズキンッ
『...好きだ。...好きだ結衣..』
「飛雄...?」
思い出した。
私の事を好きでいてくれる人。
...私の事を守ってくれる。って言った人。
「思い出したよ。飛雄...」
影山「ホントか!?」
「今日だよね。...また好きって言ってくれてありがとう。」
影山「なんでそれも思い出すんだよボケッ///」
「フフッ。...でも、返事とかは、今答えれないんだ。...まだ自分の気持ち分かんないから。」
影山「ゆっくりでいい。...お前の本当の気持ちが聞ければそれでいいんだよ。」
「...ありがと。」ニコッ