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ハイキュー×黒バス 【2】

第1章 苦しみの時間


said

  お母さんもお父さんも私の事なんて見てはくれない。

  だったら、娘でいることもないだろう。

  
  「私についてきても、いいことないよ?」

桜井「よろしいです。給料は仕事の方でも貰えますから。」

  「あーっ、給料目当てだ!」

桜井「あっ、いえっ。決してそういうわけでは...」

  「ふふっ。まぁ、いいや。お金だけ振り込んでもーらお。」

桜井「それが、父上様が...私についてこないと、金は振り込まん。...と。」

  「えっ?」

  何それ...
  縁を切ろうと思ってたのに...

  「...どう...しよう...」

  めんどくさい事になったぞ。

  「お金は大事だよね。」

  ...しょうがない。どうせ家に帰ってこないんだし。日常は変わらないか。


  「わかった。...あっ!言葉...!」

  ちゃんした言葉使わないと...


桜井「気づいておりましたよ。お嬢様が必死に私といるときに言葉遣いを直していること。」

  「えっ!?」

桜井「私はいいと思いますよ。ありのままの自分で。」

  「...ありがとう!」
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