第5章 揺れる思い
said
「...私さ。嫌な女だよね。」
岩泉「なんでそう思うんだ?」
「だってさ、及川さんには悪口ばっかり言うし、冷たい態度とってるんだよ?飛雄には前から告白されてたけどあやふやにしちゃって...」
岩泉「...でも、及川も影山も今でもの事が好き。」
「なんでだろ...?」
岩泉「...それでだけ好きなんじゃねーの?」
「えっ?」
岩泉「影山ののことはよく分かんねぇけど、及川は、が怪我したって、聞いて青ざめて、部活どころじゃなくなってた。病院の帰りも、またとバレーできるかな...?って落ち込んでたぞ。マジで別人かと思ったわ、静かすぎて。」
...及川さん。
岩泉「少しだけ、相手してやってくれや。」