第3章 第3Q:☆スパイス☆<黄瀬>
はな「涼ちゃん!どうしたの?!なんかいつもと雰囲気違わない?!あっ!!さては女の子にフラれたか!!!」
ケラケラと笑うはなっち先輩に、
「まぁ・・・フラれたっちゃフラれたッスね・・・男ですけど・・・」
はな「涼ちゃんフル子がいるんだ・・・って!えぇ!!!涼ちゃんソッチ派だったの!!!」
なんか勘違いしてるッスか・・・?!
「違うッス~・・・中学時代の友人にもう一回バスケ一緒にやろ!!って声かけたのに・・・
あっさりフラれたッス・・・(泣)」
はな「ふーん・・・そうなんだぁ・・・私、あんまりスポーツのことよくわからないけど・・・
涼ちゃん・・・バスケでもすごいんだって?!なんだっけ?キセキの世代・・だっけ?」
「別に呼び名なんてこだわりとかはないスけど・・・そうだ!!はなっち先輩!!こんなお買い得のオレどうッスか?!」
そう言って、顔を近づけると、更に向こうから顔を近づけてきて・・・・
真っ直ぐオレを見る・・・
それだけで、オレの全部が見透かされそうス・・・