第5章 第5Q:☆銀色の空☆<灰崎>
はな「あれ!?ショーゴくん・・・髪・・元に戻したの?」
教室に戻ると、幼なじみのはなが声をかけてきた・・・
「おー・・・」
イスにもたれかかったまま、ナマ返事をすると、トコトコ近寄ってきてマジマジと俺の髪の毛を眺めてる・・・
はな「うん!ドレッドより、地毛のそのさらさらな感じの方が良いよ!色も綺麗な銀色〜!!」
ワシャワシャと俺の頭を撫でると・・・
「ギャー!ワックスついたっ!!」
つうか、ウルセー・・・
WCの会場で・・・ダイキに殴られて思った・・・
別に、リョータを本気でどうこうしようと思ってたワケじゃねぇ・・・
ただ・・・ナニか・・・
夢中になれるナニかを持ってるアイツらが羨ましかっただけ・・・
それだけのこと・・・