第3章 第3Q:☆スパイス☆<黄瀬>
~Side by はな~
うわぁ・・・止まんないけど・・・大丈夫かな・・・
涼太の欲望は、いつになっても止まる気配がない・・・
次から次へと、放たれる欲を飲んでいると、ようやく落ち着いた・・・
黄瀬「ハァハァハァ・・・・」
「美味しかった・・・ごちそうさま・・」
そういって、頬に軽く口づけする・・・
まだ、呼吸が整わない涼太は、色気のある顔でこっちを見てる・・・
黄瀬「はなっち・・・はなっちぃぃぃ!!!」
突然、覆いかぶさってくると、夢中でキスをしてきた・・・
「ちょ・・・涼太・・・ンっ・・待っ・・・って・・んん!」
黄瀬「ダメッス!!もう今日は止まらないッス!!!」
うわぁ・・・寝てた獣を起こしたかな・・・
黄瀬「はなっち!!!大好きッス!!!」
半泣きで告白してくる、涼太の頭を優しく包み込んで・・・
「私も大好きだよ・・」と囁いた・・・
黄瀬「今日は、寝かせないッス・・・よ?!」
不敵な笑みに・・・あっ・・・何だか今度は私がピンチ・・?!
でも・・・まぁいいか・・・
このスパイスの効いた恋人に、夜中鳴かされるのも、悪くない・・・
☆おわり☆