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第1章 Ⅰ おかえり


そして春休み

俺と真琴は岩鳶高校の近くの室内プールにやってきた。


「お、結構広いなってもう水着になってるし・・・」

「・・・・。」

バチャン

やっぱりちょっと体鈍ってるな・・・。

俺は夢中で泳いだ

やっぱり俺の居場所はここだな


「おい、ハルこれ・・・」

「・・・なんだよ、真琴」

真琴が室内プールの壁に貼ってある一つのポスターを指した

「市民大会・・・?」

ポスターには大きくそう書かれていた。

この室内プールで行われる大会でここの市民なら自由に参加することができるらしい。

「でるか、ハル!」

「出ないよ。」

「ははは、そう言うと思った。」



市民大会か・・・俺はもう競泳は・・・


ブーッブーッ


「ハル、携帯鳴ってるぞ」

「あ、あぁ。」

俺は携帯を開いた
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