第6章 ♡Story3♡ 好きだという自覚...
藤ヶ谷Side
「何でお前らまでいんだ......」
「また来るって言ったじゃないですか!
先生ひっどいなぁ~」
授業が終わって講義室を出たら1年の二階堂と
なぜか百合と陸までいた......。
「藤ヶ谷先生、そんな怖い顔しないでくださいよ~
本当は嬉しいくせに!」
二階堂がからかいながら言う。
(たく...みんな揃って......。)
「......2人共、帰りなさい。」
「先生に会いに来たのに、冷たいな~」
「冗談はやめr..「コイツは冗談で来てんじゃねよ...」
「ちょっ陸!」
「何でアンタはそうやって逃げんだよッ!?
コイツが...百合がどんな思いでアンタのところに
来てんのか!アンタに解んのかよッ!」
「陸、
止めなっt..「お前は黙ってろ!」...陸...。」
「百合は......ずっとアンタのことが、
忘れられなかった......俺と付き合ってた時だって、
ずっと...心のどっかでアンタのことを考えてた......。」
「......。」
「なのに...アンタはいっつもはっきりしない......
俺は...百合のことがずっと好きだった...アンタと
出会う前からずっと...ずっと...ずっと......。」
「陸......。」
陸は声を荒げる。そしてそんな彼を
複雑そうに見る百合。
「何でアンタはいつもそうやって...
百合の気持ちを裏切んだよッ!?
何で百合とちゃんと向き合わないんだよッ!?」
「......ッ。」
「マジで...ふざけんなよ......百合や...
俺の気も知らないでよ......。」
陸の目が段々涙を溜めていた......。
「陸!もういいから!......もう...今日は帰ろ?
私は平気だかr..「どこが平気だよ...。」......ッ」
「お前が1番辛い癖に......強がんなよッ!」
「......。」