第26章 ♡Story23♡　熱愛疑惑は白ｏｒ黒？

百合Side


「......っ柊さん！」



「......。」



「「「きゃあぁぁぁ！」」」



柊がファンの近くに行こうとした時...



「はいはいはい駄目ですよ藤城さん！」



「っ！？」



柊とファン達の間を挟んで、一人の青年が飛び込んできた。



「貴方達も、主演者やスタッフ達に迷惑だからもう少し離れましょう！」



「っ君は......」
(っ確か、




『昨日、俺のミスで大幅に遅れちゃったんすよ......
それで......』


『俺は志村徹平......ちゃんとした名前があるの！』


『勝手にはなs.."ぐいっ"...たぁちばなぁぁ！』




彼はこの間の......)




「っ志村さん......」



間に入ってきたのは警官の制服を着た徹平だった。



「っ志村君、何でここに......」



「何でって......俺撮影現場の警備員っすよ！？
主演者と見物客のトラブルを防ぐのが警察官の役目っすから♪」



「......。」
(やっぱり、俺と似てる......)←今ここで？(苦笑)



「君達、こうして藤城さんや百合ちゃんが迷惑してるからもう少し離れよっか？」



「っ何で！こうして離れてみてるじゃない！」



「君達わかってないねぇ(笑)
どのみち現場で君達の存在は邪・魔でしかないんだよ♪」←



「んなっ！？」



「「「......志村君(さん)(苦笑)」」」
(((警察官があんなこと言っていいの？(汗))))←



「おい志村.....ったく、もっと別の言い方があるだろ......」



「何で立花、おめぇも出てくんだよ！」



「俺もここの警備員だからな......そもそも、お前一人で任せられるかよ......」



「ムッカーっ！(怒)」←



「......とにかく、貴女方はもう少し離れてください。」



「そもそも、百合ちゃんがミスを連発したのは君達のせいなんだからな！」



「っ志村さん......(苦笑)」
(私として、あまりそう言う事は言ってほしくないんだけど......(汗))