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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第25章 ♡Story22♡ 熱愛発覚!?


百合Side


「両手塞がっちゃってるけど、大丈夫?」



「はい、大丈夫です!
荷物も思ったほど重くなかったですから(笑)」
(にしても、またオカッパーズの人いたな......)



百合は後ろを振り向いてみる。



「百合ちゃん、後ろ振り向いてどうしたの?」



「い、いや...さっきオカッパーズの人達がいたじゃないですか......
それで、後着けてきていないかなって......」



「......アイツ等、今回は相当張り込んでいるな。」
(きっと熱愛のことでも書くんだと思うけど、
ネタの写真だけならとっくに撮れているはずだ。
なのに何で必要以上に張り込む?)



オカッパーズに対して不信感を抱いた柊。



二人は部屋前に着き、



「はい百合ちゃん、両手塞がっているから先に入っていいよ。」



柊が部屋の扉を開ける。



「ありがとうございます!」



百合達が部屋に入ろうとしたその時...



「「「ちょっとお待ちを!」」」



「「っ!?」」



「っな、何で......」
(っ何でオカッパーズの人が......)



オカッパーズの3人が割り込むように二人の元へ走って来た。



「っお前達、いい加減しつこいんじゃないか?」



いつも温厚な柊も、今回ばかりは眉間にしわを寄せていた。



「単刀直入に聞きます!二人はお付き合いをしているんですか!?」



「っ違います!私達はあくまで友達として遊びに来ているだけです!」



「ですがかなり友達以上に親しい関係ですよね?」



写真を撮りながら質問してくるオカッパーズ達。



「っいい加減してください、これ以上しつこいと他のお客さんの迷惑になります!」



柊は百合を部屋に押し、



カメラに出来るだけ映らないよう庇う形で部屋の前に立っていた。



「現に彼女を庇っていますよね!?本当に友達だけの関係なんですか!?」



「っえぇ、彼女とはただの友人です!」


ニヤッ
「なら、この写真を見ても友達だけの関係と言えますか?」



少しニヤッとしながら言う出口。



「「......?」」
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