第23章 ♡Story20♡ 結婚披露宴
柴鶴大学...
「おはようございます......」
「おはようございます、藤g...藤ヶ谷先生、顔色悪いですけど、大丈夫ですか?」
「っ大丈夫ですよ......」
「あ!せっかくの日曜なのに緊急会議が入ってショックだったんでしょ?(笑)」
「アンタって人は......(汗)」
(北山先生じゃあるまいし......)←
「......あれ?違う感じっすか......(苦笑)」
「......。」
「......その様子を見ると、何かあったんですか?」
「...ちょっと......」
「......もしかして、百合ちゃん絡みですか?」
「昨日、色々と......」
「喧嘩...ですか......?」
「いえ、実は......」
「......?」
「あまり他の人には言わないでくださいよ?」
「勿論っす!」
「実は昨日......」
太輔は昨日の手紙の事、百合の今の状態の事を話した。
「っそんなことが......」
「百合、大分精神的なショックを受けていました......。」
「そう、ですよね......」
「......。」
「藤ヶ谷先生......」
(やっと百合ちゃんのこと、
思い出せたってところだったのに......何でこんなことに......)
「っ北山先生......」
「......はい?」
「結婚式っていつ挙げるんですか?
確か、10月中には籍を入れるんですよね?」
「っえぇ......」
(藤ヶ谷先生、さっきの話から逸らそうとしている?)
「色々と大変そうですよね......もうじきテストの時期とも被るし......
11月には、お子さんも生まれるんですよね?」
「まぁ急がして大変っすよ(笑)」
(まぁ暗い話をするよりはマシか......)
「己惚れて仕事忘れないでくださいよ?(笑)」
「そういう藤ヶ谷先生も人の事言えないでしょ(笑)
明日はドラマが始まるんでしょ?
いちいち柊君に嫉妬しないでくださいね(笑)」
「余計なお世話です......」
「(笑笑)」