第2章 ♡プロローグ♡ -藤ヶ谷視点-
俺が初めて『教師』いや、正しくは『教育実習生』として
小学校に行ったとき、1人の少女と出会った......。
その少女は暇させあれば俺のとこに来て、
「先生、だ~い好き!」だの
「将来ね!先生と結婚するの!」だの
いろいろとマセた事を言ってばっかりだった少女。
俺はそんな彼女を「今時の子供はマセてる。」って
ずっと決め込んでいた......。
でも俺が大学の新米教員として
順風満帆な生活を送っていた時......
俺はその少女と再会することになるのだった......。
その時俺は......
どうすればいいですか?
もし、彼女を好きになってしまったら......?
学び舎が違うとはいえ『教師』と『生徒』の立場。
この恋は......許されるものですか?