第18章 ♡Story15♡ 撮影開始!
百合Side
夕飯を食べ終えた百合は
太輔に電話をしてみることにした。
(最近トークでしか話してないもんな......)
「太輔、もう帰って来ているかな?」
プルルル...プルルルル......プルルr.."ピッ"
『もしもし?』
「もしもし太輔?」
『百合、どうした?』
「うん、何となく声が聞きたくなって(笑)
『そっか...セリフ覚えとかは順調?』
「うん!セリフ自体は覚えたよ!」
『ふぅん......本当に全部見ないで言えんのか?(笑)』
「......多分!」←
『多分かよ(笑)』
「(笑笑)まぁでも、撮影頑張る!
クランクインは来週からだから!」
『あぁ、がんばれよ?』
「うん!」
『にしても主演は誰なんだ?
北山先生がめっちゃ気になってたけど......』
「えぇ?......そんなに知りたい?(笑)」
『まぁ......俺はそこまで気になんないけど?』
「ふぅん(笑)......まぁいいや!
後々嫉妬しないように主演の人だけ、←
"と・く・べ・つ"に教えてあげよう(笑)」
『偉そうに言うな。』←
「(笑笑)......主演はA.N.JELLの藤城柊さん!
私の口からはここまでだよ(笑)」
『藤城、柊ね......』
「やっぱり嫉妬してんの?(笑)」
『別に、してねぇし......』
「ふぅん(笑)
じゃあ太輔にだけ、もう一つだけ教えてあげる!」
『......何だ?』
「何かドラマの舞台の学校に
柴鶴大学が使われるみたいだね(笑)」←
『ふぅん、舞台がうちの大学ね......ん?はぁぁ!?』
「まだ特に知らされてないんだね(笑)
まぁそろそろ言われるんじゃない?」
『......マジか』
「マジっす。」
(私も最初聞いたときは驚いたよ(苦笑))
『......。』
「まぁ撮影の時会ったらその時はよろしく(笑)」
『.......マジかよ(汗)』
「だからマジだよ(笑)」