第16章 ♡Story１３♡　プレゼント

『お前と百合が一緒にいる時......
凄くモヤモヤして......お前に、.陸に......



嫉妬してた......。』

『......。』

『っ藤ヶ谷先生......。』

『俺は....百合のコトが......』



太輔も覚えてる？あの告白......」




「あぁ、覚えている。やっと自分に素直になれた......



大事な日だからな。




『俺は百合のコトが好きだ。』




『藤ヶ谷...先生......。』

『百合......今までお前の気持ちと向き合えなくて、
悪かった......。そのせいでお前に、百合に
辛い思いをさせた......本当にすまいない......。』

『藤ヶ谷先生、謝らないでください......
私が勝手に、先生を困らせてただけなんですよ?』

『違う......。』

『え......?』

『俺はずっと自分の気持ちに嘘をついてたんだ......。
いつも...自分を誤魔化してた......。』

『先生......。』

『でもやっと気づいたんだ......
俺はお前のコトが好きだって......。』



あの時、ちゃんと言えてよかったって思う......。
陸や二階堂がああ言ってくれなかったら......



今頃、俺は後悔してたと思う。」



「太輔......」



「だからあの時の2人には感謝している......。」



「そうなんだ......でも、
北山先生はどうだったの？(笑)」←



「......あれはただの冷やかしだったし、何も......。」←



「えぇ！？でも二階堂先輩より出番多かったじゃん(笑)」←



「確かに、いいアドバイスはしてくれたと思うけど......




『......余計なお世話かもしれないですけど......
ちゃんとはっきりした方がいいと思いますよ？』

『......分ってますよ......それくらい......』

「......なら、いいですけど......
あやふやにするのはお互いスッキリしません......。
何より、彼女が1番傷つきます。』

『ｯ......』



でもよ......