• テキストサイズ

I…

第5章 繭





『ケースネーム、皇
先生がお呼びです』


少女は立ち上がり

扉を開ける



『おいで、皇』


『……はいお父様』


返事をする少女の目は

光がなく闇のようだった


『君はすごい。
良い“成功“例だ』


『はい……お父様、私を皇と
呼ぶのはやめてください』


『そうだったね我が娘』


『どうか“聖那“と呼んでください
私を忘れてしまいそうで』



/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp