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消しゴムこんぷれっクス◇◆◇◆

第1章 こんぷれっクスを、持つ少女◇◆◇◆














四ノ宮高校には、停学中の生徒がいた。





金髪にさ鋭い目つき、耳のピアスに、加えたタバコ。


性別は女だそうだ。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇













「おはよ~!神園君!」




四ノ宮高校二年生の教室、女子によく声をかけられている彼は、神園李人君。

目はぱっちりで、顔立ちはとても整っている、女の子のような可愛さ。


とてもフレンドリーでノリがよく、誰にでも好かれるタイプの子だ。

ファンクラブまでできてしまってるらしい。




「おはよー、秋ちゃん!」



と、可愛い笑顔を女子に向けては女子を虜にするのだ。









「おい、何してんだ」




「は?読書」





ふてぶてしい顔をしたイケメンの前野一夜は黒髪美少女の佐倉彩香に声をかけていた。


前野と佐倉は昔からの幼馴染み。

前野は顔立ちはいいが、あまり女子と接しない。唯一会話しているのは佐倉ただ一人。


結構モテているが、本人はめんどくさがっている。



佐倉はオタク女子。漫画やアニメが大好きらしい、いわゆる腐女子と言われる分野にも入る。





「何が読書だよ、バーカ」



前野が佐倉の頬をつまんだ。




「痛いなぁ…!」



「お前、ちょっとは痩せろよな」



「殴るぞ、お前」





佐倉にだけ笑顔をみせるのだ。


















そんな騒がしいクラスに一席…空いている席がある。一番後ろの一番端。



停学中の生徒の席だ。



そんな停学中の生徒は明日、停学が明ける。





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