第2章 廊下
(桃のとこ行こーかなー人間どうしいろいろ相談したいことあるし)
実沙緒は桃の部屋へ向かおうとしていた。
「実沙緒ー」
(後ろから声がする。けど、どうせ匡だしいっか)
実沙緒は意外とひどいことを考えていた。
「実沙緒。おい、聞こえてんだろ。返事しろよー。十秒待たせるたびにキス一回な。」
「んな強引な!」
「もう返事すんのかよ。もう三十秒は待ったけどな。」
#NAM7#はキスしようとした。
「あやめ、戻りましょうか。」
「そうですね、令さん。」
他の声が聞こえたが匡はキスしようとする。
「匡、あやめさんと相模さんいるって~」
「なんだ?聞こえないなぁ」
匡は止めようとしない。
「…ごめんなさい…ちょっといじわるしてみたかったの…いつもいじわるされてる側だから…」
「よし、えらいな。」
匡は実沙緒にキスをした。
「なぁ~キスした~あやめさんと相模さんいるのに~」