• テキストサイズ

【黒バス】淡色の夢

第32章 紅いしるし


~弟サイド~

キレイだ…
無言で俺を見つめる姉ちゃん。
俺だけのものだ。
「友里…」
柔らかい髪をそっと撫でる。
目を閉じて、俺からのキスを待ってる。
最初は触れるだけ。
次第に息が上がるほどのキスを交す。
混ざり合ったお互いの唾液が、口の端から溢れ出る。
潤んだ瞳で俺を見つめるって、正直反則だよな。
ったく、俺が負けそうだよ。
「おしおき、って言ったろ?」
白い首筋に触れる。噛み付きたいくらいだ。
そっとボタンを外して、胸元に口付ける。
他の誰にも触れさせない。
「俺のものってしるしな」
紅いしるしを指でなぞる。
やべぇ…俺ってこんなに独占欲強かったっけか?
/ 71ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp