第40章 灰色のジャージ
暦
「嶋田さん、滝ノ上さん、お忙しい中ありがとうございます」
滝ノ上
「え⁉︎マネちゃん⁉︎」
嶋田
「どした、その眼鏡⁉︎」
暦
「コンタクト失くしちゃいまして…」
梢
「高明が食べたんス」
嶋田
「あー、あのデカイ犬」
滝ノ上
「人懐こいけど恐いよな、あのサイズ」
梢
「酷く無いスか⁉︎私の愛犬に対して!」
犬トークは無視して、私はコートの方に集中した。
澤村
「烏野ファイ」
烏野
「オース!」
及川
「よーしやるかあ!それじゃあ今日も─信じてるよ、お前ら」
!青城の空気が変わった…
及川
「行くぞ」
青城
「オオス!!!」