第35章 IH予選開始
ピーーッ
澤村
「集合ー‼︎整列ーッ」
私は、観覧席へ向かった。
公式戦で、ベンチに入れるマネージャーは1人だけ。
だから私は、あの黒色の横断幕の掲示してある、観覧席で皆を観るんだ。
ピーーッ
全
「お願いしァーース‼︎」
IH宮城県予選スタート
選手同士の握手と共に、けたたましく伊達工の応援が始まった。
澤村
「烏野ファイッ!」
烏野
「オォーッス‼︎」
他の声に負けないくらい、私も大きく声を出すぞ!
暦
「皆ファッイトー‼︎」
皆が、私の方を向き、ニッと笑ってくれた。
よっしゃー!応援頑張るぞー‼︎