第35章 IH予選開始
西谷
「アレか!さっきの伊達工見てビビったか!」
日向
「そんな訳無いじゃないじゃないですかっ」
そんな訳あるのか。
田中
「どっちだ(笑」
翔陽の緊張…早く解かないと、またグダグダスタートになるかも…
菅原
「同じ小心者でも、旭はあんま緊張しないよなー」
東峰
「Σ…小心者とか…」
暦
「東峰先輩は、緊張しないんですか?」
東峰
「緊張を紛らわすコツがあるんだよ」
日向
「⁇」
東峰
「今まで最凶に恐かった事を思い出すんだ。それが恐ければ恐い程、“これから起こる事が、それより恐い筈が無い、平気!”ってなるから」
成る程〜。
日向
「っ‼︎(ぶわっ」
翔陽から汗が噴き出た。
…何思い出したんだろ。