第35章 IH予選開始
他校マネの私が、何で声かけられたんだろ?
他校選手5
「烏野のマネージャーなの?」
暦
「ハイ、何か用ですか?」
その人の手には、携帯が握られている。
他校選手5
「良かったら─」
その時、突然その人の顔色がサッと青くなった。
他校選手5
「あ…」
暦
「?」
他校選手5
「||||す、スミマセンデシタッ‼︎」
暦
「え?あの─」
止める間もなく、その人は走り去って行った。
…何だったんだろ?
暦
「?…Σヒッ⁉︎」
振り返ると、飛雄と蛍がこちらを見ていた。
それはもう、物凄い形相で。