第35章 IH予選開始
日向
「“お前がコートに君臨する王様なら、そいつを倒して、俺が一番長くコートに立ってやる”」
翔陽は、真っ直ぐ飛雄を見つめた。
日向
「お前を倒すのは、絶対俺‼︎それが10年後でも、20年後でも、絶対‼︎」
影山
「…てことは、この先お前は、俺と同じ舞台に居るって事だな?」
日向
「!お、おーよっ」
影山
「それが日本のテッペンでも、“世界”でも」
日向
(セカイ…‼︎(ドパーン‼︎)
世界って…でも、飛雄の顔は真面目だ。
日向
「あ、当たり前だっ‼︎」
飛雄が、翔陽の頭を掴んだ。
影山
「あと俺は“王様”じゃねえ(怒」
反応遅っ!
日向
「ギャアア、わかってるよわかってるってば‼︎」
暦
「ストップストップ!」
ミリミリ鳴ってる!