第35章 IH予選開始
〜暦 side〜
梢
「私も見に行こっかな〜♪」
暦
「煩そうだから来ないで」
梢
「Σヒドイ!無礼だ!」
暦
「行ってきまーす」
喚く梢を無視して、私は学校へ向かった。
体育館も部室も、まだ開いてない。
今日は私が一番乗りか…部室の鍵取りに行こ〜っと。
鍵を手に部室棟に戻ると、
日向/影山
「ゼーーハーー ゼーーハーー オエッ」
息切らした翔陽と飛雄が来てた。
暦
「おはよう。てか、何やってんの(呆れ)…はい、タオルと水分」
日向
「あっ…ありがっ…オエップ」
影山
「さ…さんきゅ……っ」
念の為ビニール袋を用意。