第34章 士気120%
翔陽と飛雄も、ボール拾いを中断してこちらに駆けて来た。
日向
「ハイ!」
影山
「ッス!」
コーチが、徐に作戦ボードを抱える。
烏養
「今年の烏野には、『囮』が居る」
日向
「(ビクン」
翔陽の反応(笑)
烏養
「それも『最強の囮』だ。いいか、お前ら変人コンビが速攻を印象づける。そこ迄はいつもと同じだ」
翔陽と飛雄は、無言で頷いた。
東峰先輩は、少し顔を強張らせてる。
…今緊張する必要無いんだけどな。
烏養
「そこからの攻撃の選択肢に、これからは…エースのバックアタックが加わる!」
日向
「…なんか、カッコイイッ‼︎(キラキラ」
飛雄は、静かに頷いてた。
もうイメトレに入ってるっぽい。