第33章 雑誌とIH
─部活後
着替えを済ませ、校門へ向かってる。
明後日は壮行式だな〜。
菅原
「鳴宮、」
声がかかり振り返ると、澤村先輩、菅原先輩、そして東峰先輩が居た。
暦
「お疲れ様です」
東峰
「お疲れ」
暦
「?澤村先輩、どうかしましたか?」
なんか、元気無さそうに見える。
澤村
「鳴宮…俺、後輩達に嫌われてないよな?」
暦
「へ?」
なんですと?
暦
「まさか!ないですよ!私もですけど皆、澤村先輩を慕ってる筈です」
菅原
「ほら、鳴宮も言ってるし、やっぱ心配ないって」
?何かあったのかな…