第33章 雑誌とIH
─1時間後
朝練が終わり、片付けを済ませると皆は、急いで部室へ向かう。
そこへ、女子バレー部主将の道宮結先輩が現れた。
道宮
「澤村、ごめん、ちょっといい?」
澤村
「なんだ?」
澤村先輩は、道宮先輩の元へ駆け寄って行った。
壮行式についてかな?
ゴッ
東峰
「Σ痛ッ、な、なんだ…?」
清水
「そこ邪魔」
潔子先輩が、座ってた東峰先輩にダンボールの角をぶつけたみたい。
暦
「氷要りますか?」
東峰
「いや、大丈夫…けど、俺って…(涙」
負けるな、東峰先輩。
切実にそう思った。←