第29章 練習試合─VS音駒高校─
暦
「やめてくださいよ!また髪が変になっちゃうじゃないですか!」
直すの面倒なんだぞ!
黒尾さんにグッと顔を近づけられた。
黒尾
「ちゃんと見てたな?俺達の事」
暦
「?当たり前じゃないですか」
まぁ、烏野の方も見てたけど。
黒尾
「ならいい(ニヤッ」
なんのこっちゃ。
暦
「黒尾さんもカッコ良かったですよー(棒」
黒尾
「感情込めて言えよ(笑」
本心だけど、敢えての棒読み。
その時、試合再開の笛が鳴った。
暦
「第2セットも、引き続き頑張ってください!」
音駒
「おう!」