第27章 デンジャラスデイ
影山
「1年でユニフォーム貰えるだけ、有難いと思え!」
日向
「わ、わかってるっ」
澤村
「あ、そっか。番号までは覚えてないか」
菅原
「TVで一回見たきりだもんな」
日向
「え⁇」
?何の話だろ?
澤村
「“小さな巨人”が全国出た時の番号、10だったぞ」
私は、“そうだったんだ”程度にしか思えないけど…
日向
「!!!───‼︎」
翔陽は、凄く嬉しそう。
日向
「こっ、コーチの粋な計らいですかっ⁉︎」
烏養
「いや、偶々」
日向
「じゃあ、運命だっ‼︎」
影山
「偶々だろ」
偶々です。